お遍路第三弾!11〜15編

どーも、ホッシーです。

今回は、弾丸お遍路ツアー第3弾!第一弾第二弾と10番札所までが前回のお話。今回はお遍路で初めちゃくちゃいい天気の中、11番から巡礼スタートしてきました!

今回の参拝した札所はこちら

11.藤井寺
12.焼山寺
13.大日寺
14.常楽寺
15.國分寺

ということで、11番から紹介しつつ行きます!


第十一番札所:藤井寺

正式には、金剛山一乗院 藤井寺

季節が良ければ堂宇の前に植えられた5色藤がきれいに出迎えてくれる場所。本堂の天井には30畳分の巨大な龍の絵が描かれていて圧巻でした。
三方を山に囲まれ、渓流の清らかな仙境に心を惹かれた弘法大師が、この地で護摩修法をされたのは弘仁6年のことと伝えられている。大師は42歳の厄年に当たり、自らの厄難を祓い、衆生の安寧を願って薬師如来像を彫造して、堂宇を建立されたと言われています。

みよ!この天気の良さ!雲も少なくて晴れ間がめちゃくちゃ暖かかった!

 


第十二番札所:焼山寺

正式には、摩廬山 正寿院 焼山

焼山寺山(標高938メートル)の8合目近くにあり、四国霊場で2番目に高い山岳札所。四国霊場には「遍路ころがし」といわれた札所がいくつかあるが、焼山寺もその一つで、昔から嶮しい坂道の難所を辿る「修行の霊場」であった。今は車で上まで上がることが出来るんだけど、それはもう細い道。すれ違うのもやっとくらいのガードレールもないような山道が続きます。車でも割と難所。これを考えると歩き遍路の大変さが伺える。

駐車場から、整備された参道を登る道中は様々な寄贈された阿弥陀如来や菩薩の石像が並んでいて、景観と合わせて気持ちがいい場所だった。

樹齢数百年の杉も並び境内の景観も圧巻でした。ご神木や、樹齢が数百年の大先輩には基本的に触れて視るスタイルです。

 


第十三番札所:大日寺

正式には、大栗山 花蔵院 大日寺

徳島市には5ヶ所の霊場があるみたいなんですが、大日寺のお向かいさんがまさにそれの一つ。かつて阿波の総鎮守であった一の宮神社となっている。大日寺の表から道路挟んですぐ。こんな感じで見えます。

そんな大日時、開基は弘法大師とされ、縁起によると

”「大師が森」というこの地で護摩修法をされていたさいに、空中から大日如来が紫雲とともに舞いおり、「この地は霊地なり。心あらば一宇を建立すべし」と告げられた。大師は、さっそく大日如来像を彫造して本尊とし、堂宇を建立し安置したと伝えられている。”

空中から大日如来…。

 


第十四番札所:常楽寺

正式には、盛寿山 延命院 常楽寺

そして、ついに来ました!四国霊場のなかで唯一、弥勒菩薩を本尊としている常楽寺!弥勒菩薩は56億7千万年の後まで、衆生の救済を考え続けて出現するといわれる未来仏で、個人的に一番好きな菩薩である。縁起では、弘法大師が42歳の厄年のころ、この地で真言の秘法を修行していたときに、多くの菩薩を従えて化身した弥勒さまが来迎されたという。

奇形な岩盤の断層が重なり「流水岩の庭」と称される場所にある常楽寺。壮観。

外人さんもお遍路してて、挨拶交わしながら次へ向かう。(お遍路は一度同じになると、そこから先はだいたい同じ順番で回るのでわりと同じ顔がお遍路してることが多いのも面白い。五箇所も回れば「あ、さっきの人たち」くらいには覚えてるものである)

 


第十五番札所:國分寺

正式には、薬王山 金色院 國分

今回のラストはここ、國分寺。なんと、工事中。四国霊場には四県に国分寺があり、その最初の札所が「阿波國分寺」である。仏教に篤く帰依した聖武天皇(在位724〜49)は、天平13年に国家の安穏や五穀豊穣、政教一致、地方文化の向上などを祈って、勅命により全国68ヶ所に国分寺、国分尼寺を創建した。奈良・東大寺はその総国分寺ともいわれる。縁起によると、阿波國分寺には聖武天皇から釈迦如来の尊像と『大般若経』が納められ、本堂には光明皇后のご位牌厨子を奉祀されたと伝えられている。


というわけで今回はここまででした!徳島県23番中15番まで!先はまだまだ長いぞ〜

雨の日は雨の日で空気がより澄んでいてそれはそれで素敵なお遍路になりますが、やっぱり晴れの日のお遍路もまた最高でした。3月初めなのに気温も高く、心地よかった。ですが、道中の話。

焼山寺の道中は上にも書きましたがかなり細い道ですれ違うのがやっとの難所。前の車に続いて下山していたんですが、途中で対向車が。もちろんこの対向車もお遍路道中。前の車は自分はあまり寄ることもせず(バックしたりしてたけど、全然寄れてなかった。笑)相手にあーだこーだずーっと言ってる。対向車も頑張って端によったりしてましたがそれでも指図。結局なんだかんだでよーやくすれ違い、続いて自分はお辞儀しながらも、すんなりすれ違い。

お遍路ってのは巡礼して徳を積みながら進んでいくもんだし、お遍路中合う方々はみんな一言二言挨拶を交わし清々しく穏やかな心境になるもんなんですが、なんでお遍路なんか回ってんだろーかこの人は。と疑問に思っちゃいました。

人の回ることにとやかく言うのは何様?!だし、そんなこれにかけて心底お遍路してこうする!とかがある訳じゃないので大口は言えないかもしれませんが、もっとこーなんかあるじゃろと。

お遍路道中だからと言う話ではないし、人の振り見て我が振り直せ。普段の心持ちもこう穏やかでありたいなと思うばかりでした。ちゃんちゃん。

About 星田 祐希

広島県福山市出身ドラマー兼カフェバーオーナー&デザイナー。通称、ホッシー(HOSSY)Design/Drums/Name/Brand/Band/Owner/Organize/Works/Web/Sk8&Snow Board/Sunny's Rockをこよなく愛す。飽き性だが、好きなことはとことん付き合う。

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