2019年、お遍路さんハジメマシタ。

ついに先日お遍路デビューしてきました!数十回に分けてマイペースに車遍路の予定です。今回は、四国八十八箇所巡礼第一弾。
小降りの雨で空気も澄んでて気持ちよかった。充実感なのか高揚感なのか、なんとも言えない抱擁されてるような寒いけど暖かい感じに包まれた。気がする。
車だしカジュアル遍路だけど読経したり、ろうそくに灯をともしてお線香あげて、出来ることはしながら巡りたいなと思います。お接待でみかんや甘酒いただいたり、あったかいねー、人って。

今回行けた一番から五番札所はこちら。

  1. 霊山寺
  2. 極楽寺
  3. 金泉寺
  4. 大日寺
  5. 地蔵寺
  6. 最後にお遍路とは。

第一番札所:霊山寺

正式には、竺和山一乗院第 霊山寺

聖武天皇の勅願で、行基菩薩さんが開創したところ。

御朱印帳や奉納札、ローソク、線香あたりを買い揃えてお遍路はここから出発。ここのみすでに記入済みなので、納経と御札を奉納して次へ出発。

 

第二番札所:極楽寺

正式には、日照山無量寿院 極楽寺

行基菩薩が開基とされていて、弘法大師が37日間この地で修法されたとされる場所。その結願の日に阿弥陀如来が出現したので、ここには阿弥陀如来像が祀られてる。

弘法大師が植えたとされる杉は樹齢1200年あまり、高さが約31メートル、周囲約6メートルもある霊木!鳴門市の天然記念物に指定されてるらしい。見てるだけでグッと心身引き締まってしまうくらい力強い隆々とした佇まいでした。

 

第三番札所:金泉寺

正式には、亀光山釈迦院 金泉寺

こちらも聖武天皇の勅願で、行基菩薩が寺塔を建立。

金光明寺とされていたが弘法大師が掘った井戸から出た霊水で村の人々を救ったことからこの井戸が、「長寿をもたらす黄金の井戸」とされ、寺名を改め「金泉寺」となったらしい。

 

第四番札所:大日寺

正式には、黒巌山 遍照院 大日寺

弘法大師が長く修行された場所で、その時に大日如来を感得。大日如来を彫像してこれを本尊として創建した。本尊にちなんで大日寺と命名された。

本堂と大師堂をつなぐ回廊全体にわたって江戸時代中期より寄贈された観音様が並んでいていつでも見ることが出来るらしく、これもかなり圧巻だった。千手観音菩薩立像の細かさたるや。

 

第五番札所:地蔵寺

正式には、無尽山 荘厳院 地蔵寺

嵯峨天皇の勅願により、弘法大師が開創された。勝軍地蔵菩薩を彫られ、本尊に安置したと伝えられている。

その後、嵯峨天皇に加え、淳和天皇、仁明天皇の3代にわたり天皇家が篤く帰依されたとされる。めちゃくちゃでかい銀杏の木があり直接触れさせてもらいました。樹齢800年あまり。いったいどれくらいの修羅場をくぐり抜けてここまで育つことが出来たんだろうとか考えると自分の35年なんてちっぽけだ。

 

ということで、今回はここまで。次回は6番から。

お遍路は同行二人。御跡を慕ってお遍路することは弘法大師とともにあるという考えからこう言われています。お遍路をしていれば、深く考えなくても自ずと心の変革がなされていくとも言われています。

現状、大手を振って向き合えるのか?とか考えますが、自分の周りの解決させなきゃならないことをより考えながら、なるべく解決させながら明日、また明日と日々なにか得続けていけたらなと思います。

 


最後にお遍路とは

遍路とは、四国にある八十八の札所を拠点としながら四国全体を巡礼する行為です。八十八の寺院は、いずれも歴史が古く、お大師さま(弘法大師)との由緒があると伝えられています。お大師さまは、ご生誕の地である四国で修行をされました。そこで自らの生き方を考え、理想を求められ、一人でも多くの人々にそのことを伝えたいと祈り、苦労を忍ばれました。お大師さまは、鎮護国家・済世利民を強調され、人々が幸せであり、繁栄することを理想とされました。私達一人一人が自らの能力、才能を存分に生かしきる生き方を目指し、努力することも勧められました。そのお大師さまの御跡を慕い同行するのが遍路です。
また、遍路は心の変革をもとめる行為でもあります。別段深く考えなくとも、ただ寺を巡っていくうちに、自ずと心の変革がなされていくともいわれています。難解な書物を読んだり、難しい経典を解釈し、常人が及ばぬ苦行を積むということを求められているのではありません。しかし、霊場を遍路するという行為は、一時的にせよ聖域への現世離脱的な行為であり、さまざまな作法や決まりごとがございます。実際の行動に移る前に、あらかじめ、心がけや行動に込めた意義を心に刻んでおけば、遍路がいっそう深められるのは確かでしょう。古来より遍路では「祈り」が大切だといわれております。ご丁寧にご本尊さま、お大師さまをお祈りください。

〜四国八十八ヶ所霊場会公式ホームページ参照〜

 

親戚がお遍路してたり、尊敬する先輩がお遍路してたりしてて色々話聞いてると余計に行きたくなって一念発起でお遍路スタート。ディズニーやUSJ、遊園地とか行くより神社仏閣巡りの方が性に合うもんで、巡ってるだけでも楽しい。若いカップルが白衣(びゃくえ)着て金剛杖持ってお遍路してたり、老夫婦がカジュアルお遍路してたりと老若男女スタイル問わずなんだなーとびっくり。興味あってもなかなかお遍路始めるなんて友達はいなかったし。このタイミングだから余計に行こうと思ったのか思し召しなのかわかりませんが、最後まできっちり回りたいなと思います。

南無大師遍照金剛。

About 星田 祐希

広島県福山市出身ドラマー兼カフェバーオーナー&デザイナー。通称、ホッシー(HOSSY)Design/Drums/Name/Brand/Band/Owner/Organize/Works/Web/Sk8&Snow Board/Sunny's Rockをこよなく愛す。飽き性だが、好きなことはとことん付き合う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください